スノーピーク沼にハマっていた頃、IGT (アイアングリルテーブル)で使用するために購入した同じスノーピークの「マナイタセットL」は、IGTを手放した今でも一軍ギアとして愛用しており、その良し悪しについてご紹介していきたいと思います。
購入品紹介
- 型番:CS-208
- 使用サイズ:360 x 236 x 17(h)mm
- 収納サイズ:360 x 118 x 34(h)mm
- 重量:850g
- まな板素材:天然木、ステンレス、ゴム
- 包丁素材:ハイカーボンバナジウムステンレス、黒強化積層合板
- 生産地:日本
- 価格:5,300円 (税抜き)
2サイズ展開で、他に「マナイタセット M」がありますが、スイカなどの大きいサイズの食材をカットするケースを想定してLサイズを購入しました。
大は小を兼ねる!
左下にスノーピーク社ロゴマークの焼き印がされています。
付属包丁にもロゴマークがプリントされています。
付属三徳包丁の切れ味は抜群。
秀逸な点5つ
① コンパクト
なんといっても360 x 118 x 34(h)mmに折り畳めるギミックが最大な特徴。
2枚の板を蝶番で接続され、ロック付きです。
② 包丁の収納が可能
当たり前ですが、内側に付属の三徳包丁がピッタリ収納でき、別に包丁のシースを用意する必要がありません。
刃渡り17cmサイズの刃物の収納や保管は意外と気使いますし、嵩張りますので、まな板内部に収納できるのは大変助かります。
収納箇所にマグネットが埋め込まれており、逆さまにしても包丁が落下することなく安全性が考慮された設計です。
③ 滑り止めゴム脚付き
裏面4隅に設けられたゴム脚が地味に優秀で、他のまな板では見かけないディテールです。
キャンプはフィールドが傾斜地や凸凹の不整地だったりする場合が多く、多少の傾いた状態での作業が強いられることもあり、ゴム脚のおかげで滑ったり、ずれたりすることなく食材が切れます。
大抵のまな板は使用していく内に、大なり小なり歪みが発生します。
その歪みのせいで使用時にガタガタしたり、くるくる回ることがあり、ゴム脚があるおかけでテーブルとの間にマージンができ、多少の歪みがあってもガタつくことなく使用できます。
④ シェルコンにピッタリ収納
管理人が使用している同社のシェルフコンテナ50にピッタリ収納できます。
同じメーカーの製品ですので、その辺のフィット性も考慮されているようです。
⑤ ウッドプレートとして使用可能
食材を乗せるウッドプレートとしても活躍してくれます。
なんとなんと、折り畳んだ状態でお寿司を乗せる「寿司下駄」としても使えます。
残念な点3つ
① 使用時のロック機能がない
前述通常使用時では高い安定性の元に作業できますが、まな板はごとを持ち上げて、食材を鍋などに投入するような使い方をする時にうまくと真ん中を持たないとパッカーンと変形し、食材をぶちまけるリスクがあります。
使用時でも固定できるロック機構を付けて欲しかったです。
② 変形のリスク
インターネットでレビューなどを見ると変形や歪みなどのコメントが散見されます。
本体は一枚の木材からカットし蝶番でつなげているのではなく、木目を見れば分かりますが完全に異なる2枚の板を合わせて生産されています。
当然家庭よりも過酷なキャンプでの使用を繰り返すと、木材の特性で縮んたり、反ったりする可能性があり、最悪の場合ロックが掛からなくなるとか。
ただし、この辺は個体差があるようで管理人は2年以上使用しており、今のところ変形や反りは見受けられていません。
スノーピーク製品の良いところは、仮に上記不具合が発生しても新品への交換に応じてくれる良心的なメーカーですので、安心して購入できます。
③ 手入れが必要
天然木のまな板を長く、衛生的に使用するには定期的な手入れは欠かせません。
管理人は臭いなどが付きにくくよう、定期的にハワードのカッティングボードオイルを塗布し撥水力を持たせています。
オプション品
キッチンメッシュケースL
ビニールケースは付属していますが、入れにくいのと数回使用するとすぐダメになりましたので、ピッタリ収納可能な同社の「キッチンメッシュケースL」を購入。
メッシュの通気性が良く、常に乾燥された状態をキープできますので、カビの予防になります。
取っ手も設計されており、持ち運びも便利。
IGT
管理人はすでに手放してしまいましたが、スノピ沼で有名なテーブルシステムIGT(アイアングリルテーブル)の1ユニットとしてセット可能。
スノーピークユーザーはマストバイです。
まとめ
不思議なことに、まな板に傷や変色が増えれば増えるほど愛着がどんどん湧いてきます。
これからもどんどん手入れをしながら使用して、色んなキャンプ料理に挑戦して行きたいと思います。