スノーピークペグハンマー PRO.C
皆さんは、キャンプ必需品のハンマーはどこのメーカを使ってますでしょうか?
管理人は本格的にキャンプギアを揃え始めた時に購入したスノーピークペグハンマー PRO.Cが最初で、最後の一挺(ちょう)でした。※ハンマーは一挺で数えるらしいです。
購入品紹介
- サイズ:φ35×120×290mm
- 重量:710g ※omahaddayさんのハンマーグリップ縫製キット装着後
- ヘッド材質:銅、鍛造スチール(黒電着塗装)
- 柄材質:かしの木
- グリップ:ヌメ革
- 価格:6,200 (税抜き)
秀逸な点4つ
① 打撃部に「銅」ヘッドを採用
一番大きい特徴でもあります。ヘッドに銅を採用することで食いつきがよくなり、ペグを打つ時の衝撃も吸収してくれます。
キャンプ始めたて時に使っていたホームセンターのハンマーに比べ、手首、肘への負担が減ったのが実感できます。
元々丁度いいフロントヘビーになるよう、重心が計算されているため、そもまで力がなくても、しっかり打ち込むことができます。
設営時に、休憩を挟まず、一気にペグ打ちが可能となります。
ペグ打ちの衝撃が「カンカンカン」の打撃音と共に、だんだん快感にすら感じて来ます。
他ラインナップには、「銅」ヘッドがつかない、鍛造スチール部分で直接打ち込む、柔らかいフィールド(芝、砂地など)用のペグハンマーPro.Sがあります。
商品名のアルファベットの略は、おそらく下記かと
- ペグハンマーPro.C の「C」⇒ Copper (銅)
- ペグハンマーPro.S の「S」⇒ Steal (スチール)
市販のハンマーで分離式の銅ヘッドを採用しているのは、他に「エリッゼステークアルティメットハンマー」があり、今度比較レビューもしたいと思います。
② ペグ抜き付き
ハンマー後部に設けられた独自の形のフックとホールを使ってあらゆるタイプのペグを抜くことができます。
管理人は同社のソリッドステーク20と30をメインに使用してますので、ソリッドステークのホールにフックを入れて抜きます。
ペグが地面に埋まっている状態だと、フックをひっかけ、テコの原理でグイっと持ち上げ、ペグホールにフックを通し、簡単に抜くことができます。
ソリッドステークとのセットを導入以来、ペグ周りで不満を感じた記憶はありません。
③ すっぽ抜け防止ストラップ
スノーピークのロゴ入りストラップを正しく装着することで、安全にペグを打ちが可能です。
ペグ打ちの後半、腕全体に乳酸が蓄積した状態でハンマーのすっぽ抜けが発生しやすくなります。
管理人はストラップを装着せず、ハンマーを派手に後方へ投げた経験があり、誰かに当たってかもと思うとゾっとします。それ以来、付属のストラップを必ず手首に巻いて作業するようしてます。
グリップスワニーG-3で作業すれば、グリップ力がさらに向上!
使用しない時は、「kaze hanger compact V4」などにかけておくこともできます。
④ レザーグリップでグリップ向上
これはスノーピークの社外品になりますが、インスタ上でレザーワークの超有名人@omahaddayさんによるオリジナルハンマーグリップ縫製キットを装着することで、ハンマーの握り心地とグリップ力うが大幅向上しました。
もちろん、見た目も超絶かっこいいので導入しない手はありません!
もともと木製の柄に握りやすいよう、凹凸の加工がされていますが、レザーグリップはそれとは別次元です。
キットの中身や制作時の写真は撮ってませんでしたので、MNKK CAMPさんのブログから引用させて頂きます。
下記ポイントを踏まえ、結論、作者は変態です!
- パッケージングがスタイリッシュ
- 縫製手順説明書が完璧
- 練習用の革までついてる
- 裁縫の糸が4色いてる
- アフタケア―のオイルまでついてる
- ヌメ革の品質及びカットが完璧
あまりに完成度に、一番のユーザーである多くのスノーピーク社員まで愛用しているとか。
ちなみに出来立てはこんな感じです。
現在はエイジングが進み、だんだん濃い飴色になってきました。
欲しいと思ったあなた、すぐ@omahaddayさにDMを!
マルチコンテナ S
収納に関しては同じスノーピークのマルチコンテナSを使用しています。
ソリッドステーク30 (30cm)までのペグが入りますので、ハンマーとセットで収納可能。
面倒な点
打撃の衝撃を吸収してくれる「銅」ヘッドの減り(変形)がスチールよりも遥かに早く、一定回数の使用後、ヘッドの交換が必要になってきます。
交換にはコツが必要ですので、また別の機会にレビューをしたいと思います。
まとめ
メインハンマーに是非欲しい一品ですので、スノーピークファンでなくても、その使いやすさに惚れるでしょう!
早くヘッドがつぶれるまで使い込みたいです。