皆さんはBBQの炭を何で持ち運んでいますか?
管理人のようにダンボールや袋のままキャンプ場まで持参し使用する方も多いではないでしょうか。
この度最高にかっこいい「炭入れ」を千葉の名店TRUNK ZEROさんで発見しましたので、レビューしたいと思います。
購入したのは「炭入れ」として販売されいる製品ではなく、MTM CASE-GARD社のTACTICAL MAG CANという銃のマガジンボックスです。
MTM CASE-GARDとは
MTM CASE-GARD (ケースガード)は、1968年にアメリカのオハイオ州で設立されたアモカン、弾丸ホルダー、ハンドガンケース、狩猟用品などハンティングにまつわる樹脂製のケースを製造販売する企業です。
MADE IN U.S.A.の高品質ケースはミリタリー界隈ではかなり有名なブランドらしいですが、正直管理人にとっては初耳のブランドです。
「TACTICAL MAG CAN」はアメリカの小口径自動小銃「M16」及びのそ直系の派生型「M4」のマガジンに対応。
銃弾は「.223レミントン弾/5.56x45mm」のNATO弾に対応。
ミリタリーマニアではございませんので、マニアックの話はここまでとさせてください。
購入品紹介
- カラー:タン
- 外寸サイズ:385 x 240 x 230mm
- 重量:1120g
- 容量:12L
- 適合マガジン:M4/M16マガジン
- 素材:樹脂
- 生産地:アメリカ
- 価格:6,600円 (税込み)
マガジンケースとして使用することはありませんので、マガジンをホールドするためのポリウレタンのホルダーを取り外して使用します。
管理人は「大黒オガ備長炭」を「TACTICAL MAG CAN」に詰め替えています。
よく成型されているため、キレイに入ります。
家族4人、一泊二日のキャンプには十分な量です。
秀逸な点5つ
① ミルジュアリーな見た目
何と言ってもそのミルジュアリーな見た目がお気に入りです。
ミルジュアリーとはTRUNK ZEROさんが提唱するスタイル (ギア)で、「ミリタリー」と「ラグジュアリー」を掛け合わせた造語です。
ルックスとファンクションにおいて、ミリタリーとキャンプの親和性が高く、そのままキャンプ場で使用できるギアも多い。
これまで炭を使用する際は包装の袋やダンボールそのままでしたが、「TACTICAL MAG CAN」に収納することで、こだわりのサイトに置いても違和感がありません。
② 取り回し抜群
太めなハンドルは持ちやすく、便利に運搬できます。
具体的な耐荷重情報は明記されていませんが、68kgの管理人が座ってびくともしませんので、それなりの強度はある模様。
③ 湿気対策
蓋にOリングシール (ゴム)が埋め込まれており、湿気対策はバッチリです。
炭をダンボールや紙袋のまま収納してたら、いざ使う時に全然火がつかない経験はありませんか?
木炭は多孔質で湿気を吸いやすい性質があるため、湿気対策が必要です。
元々弾薬の収納ケースなので、湿気に弱い火薬を保管するための工夫がされています。
ダブルラッチによってしっかり蓋を閉じ、優れた密閉性を実現。
④ スタッキングが可能
積み重ね用の成形リッジで、ずれることなく積み重ねることが可能。
炭入れとしては複数個も必要ありませんが、湿気に弱い鋳鉄鍋などの保管も可能です。
シェルコンのように「スタッキング」ができるだけで、男心くすぐられます。
⑤ 南京錠タブ付き
銃器を保管する製品なため、セキュリティには万全の対策を施されています。
3つもの南京錠タブが設計されており、「銃弾」も「炭」も何人たりとも盗ませません。
キャンプで施錠することはありませんが、このような「ミリタリーチックなディテール」を見ながら飲むお酒は絶品です。
残念な点2つ
① 高額
ミルジュアリーだけでなく、クオリティもちゃんとアメリカ製の「ミルスペック」であるため、樹脂製のコンテナとしては少々値が張ります。
アイリスオーヤマやGORDON MILLERなどの国内ブランドは半額以下で入手が可能。
② 積載を圧迫
炭を紙袋のままキャンプ場に持参すれば、使った分だけ体積が減りますが、専用ボックスの場合はそうはいきません。
あらかじめ積載を計算に入れる必要があります。
まとめ
「こだわるなら徹底的に」というポリシーを持ちのキャンパーには刺さるはずの一品です。
実際「映え」を狙って写真を撮ったら、炭のダンボールや袋が映っていたら台なしです。
キャンプやBBQには欠かせない「炭」を湿気から守り、カッコよく保管しましょう!