ダッチオーブンを買ったら最初に作りたいのは豪快な見た目のローストチキンです。
放置するだけで「非日常」が楽しめる初心者でも失敗が少ない定番キャンプ料理です。
調理道具
ダッチオーブン:和鉄ダッチオーブン 26
鍋はスノーピークの「和鉄ダッチオーブン 26」のポットを使用します。
焚火台:mouncol
焚火台は頑丈かつ安定感抜群のsanzoku mountainの「mouncol」を使用。
レシピ
- 丸鶏:一羽
- ジャガイモ:5~8個 (小型)
- 玉ねぎ:4~6個
- ケイジャンスパイス:100g
下ごしらえ
丸鶏をきれいに洗い、表面と内部の水分のキッチンペーパーで拭き取ります。
丸鶏は大きめなスーパーやお肉屋さんでも置いてないことが多いので、通販で事前調達しておくと安心です。
ジャガイモと玉ねぎは配置しやすいよう、なるべく小ぶりなものを選びます。
軽く水洗いし、皮は剥かずそのまま豪快に調理します。
シーズニング
様々なシーズニングスパイスがありますが、管理人は「ケイジャンスパイス」が一番好きです。
ケイジャン料理は、アメリカのルイジアナ州に起源します。チリペッパー、胡椒、バジル、オニオン、唐辛子、パプリカ、クミンなどの複数種類のスパイスをミックスして作ったのが「ケイジャンスパイス」です。
スパイシーの中に香辛料やハーブの風味が鼻から抜け、食欲が刺激され、魚、鶏肉、豚肉、牛肉のローストやグリルに抜群に合います。
色々試してきた中、「GABAN」のケイジャンシーズニングが一番クセがすくなく、日本人の味覚に合うよう調整されています。
ケイジャンスパイスを表面と内部にたっぷり70g程まぶします。
ダッチオーブンにイン
スノーピークの「和鉄ダッチオーブン26」に「インナーネット26」を入れ、鍋底と食材の間にスペースを作り、焦げ付きを防止します。
チキン⇒野菜の順番に食材を入れて蓋をします。
野菜は大きいサイズのものから入れると入れやすいです。
彩りを良くするため、お好みでニンジン、サツマイモ、トウモロコシなどを入れても問題ありません。
加熱
炭を「ギガパワー2WAYトーチ」で着火していきます。
抜群の火力でものの数分で炭に火が付きます。
ダッチオーブンの上下に炭を配置し約150℃の温度で20~30分程蒸し焼きにしていきます。
炭の配置は「3アップ・3ダウン方式」という炭の個数を目安に温度を調節する方法があります。
「和鉄ダッチオーブン 26」の直径は268mmで、約10インチサイズになります。
3アップ
蓋に乗せる炭の数 ➡ ダッチオーブンの直径 (10インチ) +豆炭3個 =13個
3ダウン
下に置く炭の数 ➡ ダッチオーブンの直径 (10インチ) -豆炭3個 =7個
「チャコ―ルスタンド26」を使用し、ダッチオーブンの下に炭を置く空間を作ります。
このように配置することで、ちょうど理想的なと調理温度150℃に達します。
天候や気温などのコンディションによっても変わりますので、料理の加減を見ながら調整しましょう!
火力が落ちるため、調理中はなるべく鍋を開けないよう気を付けましょう。
スペースに余裕があれば、炭の遠火で皮つきのトウモロコシも一緒に焼けます。
出来上がり
ダッチオーブンの高い蓄熱性と保温性製のおかけで、チキンの皮はパリパリ、中の肉は柔らかくてジューシーに仕上がります。
チキンが非常に柔らかいので、崩れないよう細心の注意を払って取り出します。
味が足りたい部分は好みで「追いケイジャン」してもOK。
玉ねぎってこんなに甘かったけ?ってくらい野菜本来の甘味とジューシーさが引き出されています。
ジャガイモもただ茹でたものとは段違いにホクホクです。
バターと塩で「じゃがバター」で頂くと絶品です。
注意事項
ダッチオーブンは蓄熱性が高いため、火から離してしばらくしても高温を保っています。
取り扱う際はグローブ着用の上、専用リフターを使用しましょう。
熱い状態のダッチオーブンの置き場に困ることが多く、sanzoku mountainとmountain mountain factory (MMF)ダブルネームのアイアンネストテーブル「derutas」があれば解決です。
「テーブル」として、「五徳」としても使えますので、一石二鳥です。
まとめ
初心者がダッチオーブンの良さを一番簡単に体験できるのが「丸鶏のローストチキン」です。
家族で盛り上がり、写真映えの絵力も十分、日常で味わえないチキンと野菜のおいしさはそのままキャンプの楽しい思い出として残ります。
キャンプでバーベキューに飽きた方には是非挑戦してみてください。