ギアへのこだわりこそ正義
グッズ/アクセサリー

【H&O ウェットティッシュキャップ】幻の逸品をついに入手

H&Oとは

H&O(エイチアンドオー)@akatonbo516さん (通称トンボさん)が代表とデザインーを務めるガレージブランドになります。

キャンパーたちの「あったらいいな」をミリタリーの解釈を加え、ミルジュアリーな形をした超入手困難なブランドです。

管理人

その代表的な商品が「ウェットティッシュキャップ」や「システムキッチン」になります。

元々トンボさんご自身用として、半分遊びで制作された物ばかりで、商品化の要望が殺到したため、少量ずつ受注を受けるようなったのがブランドのヒストリーです。

本業が工業デザイナーで、他のガレージブランドと性質が異なるのは、企画、デザイン、強度計算、構造設計、生産までのプロダクションプロセスを全て一人でこなしている部分です。

ギアづくりは、既製品を使いやすくするための改造がきっかけで始められ、段々それでも満足できなくなり、前述のマルチなモノづくりスキルを活かし、一から作ることにしたそうです。

個人制作のため、数百万円のコストが掛かる金型をおこすことは当然できなく、制作に時間と手間がかかり、販売含め、あくまで趣味の延長で営利目的が第一ではないガレージブランドであることを購入者側も理解する必要があります。

逆に、一回ガレージブランドにどっぷりハマることで、スノーピークのような大手メーカが、いかに生産能力と品質コントロールが優れているかが実感でき、何気なく購入しているギアも弛まぬ企業努力によって生まれている有難みを感じます。

購入品紹介

スペック詳細
  • サイズ:110mm × 60mm
  • カラー:ブラック (艶なし)
  • 素材:合成樹脂
  • 生産国:日本
  • 適合ボトル:エリエール ウェットティッシュボトル
  • 価格:10,000円 (税込み)

数々のギアの中で、一番レアと言えるのはこのH&Oのウェットティッシュキャップであります。

私は縁あって、購入できたのがH&O製(日本製)の「ウェットティッシュキャップ SP」になります。

ですので、ふた裏に「H&O」Ⅹ「ballistics」の刻印はございません。

出典:Ballistics

誕生秘話

ballisticsさんのウエットティッシュカバーが定番になりつつ中、本体はカッコ良くなったのに、どうしてもキャップ部分に生活感が残り、写真に収めるのを躊躇してしまうのは勿体ないという思いから制作されたのが、このミルジュアリーの名品「ウェットティッシュキャップ」誕生の瞬間だったそうです。

最初は全て手作業で、3Dプリンターによる出力後、表面処理、ペイントなど品質とディテールにこだわってるため、当然数量も作れず、毎回@bushdebrunt@trunkzeroなどのショップで数個単位でしか販売をされず、高額にも拘らず、抽選販売ともなればとてつもないの倍率になるのが常でした。

あまりの人気にに応えるため、ballisticsさんで同製品の金型を起こし、生産(中国製)と販売を請負う事ことで、価格もある程度リーズナブルになり、名前も「EWT CAP」というおしゃれなものにリニューアルされました。

管理人

ちなみに、「EWT」は「エリエール ウェット ティッシュ」の略だそうです。意外にシンプル!

出典:Ballistics

取り付け手順

エリエールウェットティッシュボトルの専用設計ですので、他社製品にはフィットしません。

エリエールウェットティッシュから「上面中央の開閉蓋」と「シリコンパーツ」を取り外し、「シリコンパーツ」のみキャップの中央部の穴に移植し取り付けます。

ウェットティッシュを「シリコンパーツ」に通しキャップを本体に装着して終了です。

製品によって個体差があり、若干緩く感じましたので、ウェットティッシュボトル本体の装着部分に養生テープを巻き、クリアランスを調整致します。

注意したいのは、リッドのハンドルはあくまで開閉用で、バンドルを持って移動すると、本体が抜け落ちたり、破損する恐れがあります。

管理人は山ブランド RIDGE MOUNTAIN GEARさんの「Shoulder Strap Tough」を装着しています。

出典:Ridge Mountain Gear

ウェットティッシュカバーも含め全てブラックで統一しております。

まとめ

生活感を消したいとい要望が多数ある中、そんなキャンパーの痒い所に見事に手が届くのがガレージブランドです。

ballisticsさんからリリースされる「EWT CAP」も品薄状態が続いており、再入荷のタイミングで是非ゲットされてください。