自宅やキャンプ場でコーヒーを楽しむには、保存容器のキャニスターは欠かせないものです。
コーヒー豆の保存は意外に難しく、直射日光、温度・湿度、密封性など、意外と劣化につながる外的要因が多く、管理が難しいと言われており、キャンプで楽しむ場合なおさら保管のハードルが高いです。
今回購入したCoresのキャニスターのコーヒー豆の保存において多くの弱点を克服できる優れものです。
Coresとは
Cores (コレス)は、ポルトガル語で「彩り」を意味する言葉で、良い道具を提供することでコーヒータイムに彩り添え、より楽しいひとときを過ごしてもらいたい、 そんな願いを込めたブランドとして丸山珈琲に開発協力を得ながら、2013年に、スタートしたブランドです。
「Cores」と「COFFEE」の頭文字「C」と「O」の形をモチーフにしたCoresのロゴは、ハンドリップでお湯を注ぐ際の”の”の字の軌道を表しています。
ハンドリップの基本的なテクニックを、コーヒーの文化の「こだわり」としてシンボライズすることで、本格コーヒーツールブランドとしてのアイデンティティを表現しています。
出典:Cores
購入品紹介
- 型番:C820BK
- カラー:ブラック
- 本体/蓋材質:磁器
- パッキン:シリコン
- サイズ:φ105 × H140mm
- 重量:約610g
- 最大容量:コーヒー豆200g
- 食器洗浄機:対応
- 生産国:日本
- 価格:2,750円 (税込み)
秀逸な点6つ
① 高品質陶磁器の代名詞「美濃焼」
キャニスターの本体と蓋は、歴史ある陶磁器産地の「岐阜県多治見」にある老舗メーカーで丁寧に作られている「美濃焼」です。
美濃焼は、岐阜県の東南部 (現在の多治見市・土岐市・瑞浪市・可児市)元々美濃国で生産される陶磁器の総称。現在は陶磁器の5割のシェアを占め、全国一の産地にまで発展しています。
特徴としては、その時代に、人々の好みに合わせて新しく技術を築いて様々な姿形、色彩の焼物を誕生させてきたこと、そのため美濃焼には様々な技法が存在し、その技巧の高さから1978年に、通商産業省(現経済産業省)から伝統的工芸品として認定されている。
管理人は焼き物に精通しているわけではないので、専門的なことは何も言えませんが、表面がしっとりした質感で、どこか温かみがあって、値段の割に高級感があります。
② シンプルなデザイン
本体&蓋全はて同じ素材でできており、シンプルで直線的なフォルムでデザイン性がとても高い商品です。
また、マットブラックのシックな質感が相まって、飽きが来ず長く使うことができると思います。
③ 使いやすいサイズ感
管理人はコーヒー豆の購入量が毎回約10回分の200gですので、200gの容量は管理人のコーヒーライフにピッタリです。
家でも、キャンプでも使いやすいサイズ感が大のお気に入りです。
④ 高い密封性
高い密封性はコーヒー豆の保存容器に欠かせない条件です。
Coresのキャニスターの高い密封性はコーヒー豆の香りと風味を最後までキープすることができます。
その秘密は蓋に高い密封性にあります。シリコンのパッキンは広めの幅が取られており、パッキンに直径3mmほどの穴が2つ設けられており、蓋する際に2つの穴から空気が抜け、「空気を抜く」役割を果たしています。
密封性を高めるため、やや厚めのパッキンが使われています。蓋が本体よりも大きめに設計することで、指が引っ掛かりやすく、蓋が開けやすいデザインとなっています。
⑤ 高い遮光性
本体にそれなりの厚みがあり、当たり前ですが、外側からライトを照らしても中まで透ける気配はありません。
しっかり直射日光をカットしてくれてコーヒー豆の参酸化を防いでくれるので、キャンプ場で使用しても安心です。
⑥ リーズナブルな価格
これだけのメリットがあって、2000円台で購入できるのは文句ないじゃないでしょうか!
万が一アウトドアでの使用で割れたとしても、買い直ししやすいお値段なのが嬉しいです。
残念な点
衝撃に弱い
磁器が材料で、石や岩石を砕いた粉を粘土と混ぜて形成されており、実は土で来た陶器よりも、陶器よりも硬くて耐久性がありますが、金属系の容器の堅牢性には及びません。
管理人は1年ほどKINTOのガラス製の容器をキャンプで使用していましたが、割れることがなかったので、 Coresのキャニスターもきっと大丈夫と勝手に思っています。
まとめ
遮光性、密封性、デザイン性の三拍子がそろった国産磁器製のキャニスターはなかなかありません。
そのシンプルで温かみのある佇まいはインテリアとしても楽しめることができ、インドア・アウトドアかかわらずコーヒーライフをより一層豊かにしてくれること間違なしです。