発売前から話題沸騰のCLAYMORE(クレイモア) FAN V600を予約し、先日着弾しましたので、紹介させて頂きます。
Prismとは
PrismはLEDライトやランタンの製造をメインに、2002年に創業した、コンシューマ製品の韓国のメーカーです。
新製品の開発に怠りがく、毎年開発に多額の投資を行っています。
「CLAYMORE FAN V600」もPrism社が製造している商品になります。
日本での正規販売代理店は株式会社ハピラになります。
日本のPRIMUS (イワタニ・プリムス)と似てますが、全く関係の会社になりますのでご注意ください。
購入品紹介
- 本体サイズ:243 x 226 × 350mm
- 重量:506g
- バッテリータイプ:Li-ion 3.7V
- バッテリー容量:6,000 mAh
- バッテリー充放電サイクル:約800回
- 消費電力:12W
- 連続運転時間:最大風速 5時間〜最小風速 15時間
- 充電時間:4時間
- USB入力:microUSB(type-b)入力 5V/2A
- USB出力:5V/2A
- 原産国:中国
- 購入価格:6,578円 (税込み)
付属品は本体、 USB充電ケーブル、専用三脚、取扱説明書兼保証書になります。
秀逸な点9つ
① デザインが秀逸
この洗練されたデザインは、街で良く目にする手持ちファンにはないオシャレさがあります。
ドイツのデザイン機関「Design Zentrum Nordrhein Westfalen」が創立した、60年の歴史を持つ世界3大デザイン賞の一つに数えられる、「reddot winner 2020」を受賞。
世界からもデザインの秀逸さを認められています。
カラーはオリーブに近いマッドグレー、管理人のサイトテーマカラーであるサンドカラーにもマッチします。
風量やタイマーボタンもスマートなデザインになっており、ボタンが変に主張していないのもポイント高いです。
もちろんそのまま卓上に置いても良い感じの角度で使用できます。
② 充電式バッテリー
6,000mAhのバッテリー容量を繰り返し充電して使用することが可能。
また、充電しながらの使用も可能ですので、モバイルバッテリーを外部電源として電力供給することができます。
連続使用時間も風量によって異なりますが、最大約15時間の連続稼働が可能で、1泊2日のキャンプには大体事足ります。
③ 軽量
本体重量506gはかなり軽量な部類に入ります。
軽量がゆえに、デイジーチェンにぶら下げたり、後述「EDGE STAND」に装着して使用するオプションもあります。
④ 三脚に取り付け可能
付属品として、専用三脚スタンドがついております。
この三脚もまた質感の良い素材 (おそらくアルミ)が使用されており、高い安定性が特徴です。
それぞれの脚に「CLAYMORE」のプリントがあり、先端にゴムパーツがついており、すべりにくくなる工夫がされています。
装着は三脚の連結部の溝に沿て本体を三脚スタンドに差し込み、右に捻じって固定。
三脚スタンド外す時に結構力が要りますのでご注意を。
また、本体の三脚接続部は1/4インチネジに対応していますので、そのまま市販のカメラ三脚に接続することも可能。
⑤ 4段階風量調節が可能
風量は全部で4段階で調節が可能で、様々なシチュエーションに対応。
- 点灯1:超微風
- 点灯2:微風
- 点灯3:弱風
- 点灯4:強風
- 無点灯:電源オフ
⑥ オフタイマー付き
夏の就寝時などに便利なタイマー機能がついております。
最長4時間のタイマー設定が可能。
- 点灯1:1時間
- 点灯2:2時間
- 点灯3:3時間
- 点灯4:4時間
⑦ ヘッド上下角度調節可能
ヘッドは上下最大45°の角度を無段階調整することができます。
ただし、ボタンでのモーター制御ではなく手動での調節になります。
⑧ 吊り下げ可能
背部に持ち運びや吊り下げ用のハンドルがあり、カラビナをつけ、様々な場所からの吊り下げが可能。
卓上にスペースがない場合はかなり助かります。
⑨ モバイルバッテリーとして使用可能
ファイン自体をモバイルバッテリーとして、外部機器への充電が可能。
多用することはありませんが、緊急時に携帯電話やGOAL ZEROなどのLEDランタンへの給電ができるのは地味に優秀な機能です。
残念な点2つ
① 首振り機能なし
首振り機能がついてないのは、アウトドアファンの完成形とも言われている「CLAYMORE FAN V600」の唯一の弱点。
価格はもう少し高くても良いので、首振り機能はつけて欲しかったです。
固定で風に当たってると、風邪や体調不良の原因になります。特に夏場に汗をかいた後は要注意です。
後述「Suptig Motorized Panoramic PTZ (RSX360-1)」のカメラ雲台を装着することで、解決できます。
② 防水対応していない
側面からファンのモーター部分が剥き出しに見えるので、防水はほぼ期待できないでしょう。
アウトドアでの使用を想定しているのであれば「IPX5」くらいの防水対応は欲しいです。
アクセサリー・オプション
EDGE STAND
北陸の重鎮「INVAVANCE」からリリースされている真鍮製のM8→1/4変換アダプタ「CONVERSION ADAPTOR」を使用すれば、EDGE STANDにも見事に装着が可能。
- サイズ:10Φ×17mm
- 重量: 5g
- 素材:真鍮
- 原産国:日本
- 変換サイズ:M8→1/4変換
- 価格:1,650円 (税込み)
ALDEBARAN スチールペグ
- サイズ:16.5cm
- 重量: 73g
- 素材:スチール
- 価格:660円 (税込)
ALDEBARANからリリースされているM8サイズのネジに対応しているスチールペグを使用すれば、直接地面に「ファンを生えさせる」ことができます。
卓上で三脚立てるスペースがない場合は重宝します。
Suptig Motorized Panoramic PTZ (RSX360-1)
- 型番:RSX360-1
- カラー:ブラック
- サイズ:Φ52 x H48mm
- 重量:95g
- バッテリー:1100mA (リチウム)
- 原産地:中国
- 価格:2,500円 (税込み)
クレイモア V600唯一の弱点である「首振り」を解決するため、カメラ用の雲台「Suptig Motorized Panoramic PTZ」を導入しました。
元々Goproやスマホなどの小型カメラで360°のタイムラプラスを撮影するための材ですす。
1/4サイズのネジが合うため、特別な改造なしでそもままクレイモアV600に取り付けられます。
- 電源:「ON/OFF」の長押し
- スタート・ストップ:「ON/OFF」を一回押す
- 回転スピード:「Sec」で選択
- 回転角度:「Deg」で選択
- 回転モード:「Mode」で選択
- 動作時間:「Min」で選択
- 回転スピード (360°を一回転するのに必要な時間):10s、30s、60s、100s、10m、30m、60m、100m
- 回転角度:360°、270°、180°、90°
- 回転モード:リピート回転、シングル回転、リバース回転、90°回転
使用人数によって回転を使い分けることが可能。
大人数で「ヘキサテーブル」を囲んでも、360°回転ができるので、全員に風があたります。
市販で360°回転ができる扇風機がほぼないので、かなりのグレードアップです。
CLAYMORE BOLT&SKIRT
- スカート材質:ABS樹脂
- スカート重量:35g
- ボトル材質:真鍮
- ボトル重量:35g
- 原産地:日本
- 価格:5,170 (税込み)
「INAVANCE」がリリースした痒い所に手が届く商品です。
得意の金属加工で削り出された真鍮製の専用ボルトを使用することで、純正三脚とSuptig自動回転雲台を1/4サイズネジで接続が可能になります。
クレイモアのデザイン性を損わせないスカートもセットで付属され、クレイモアに馴染むマットブラックのカラーと滑らかな曲線で純正品と思わせる一体感を生み出します。
真鍮ボトルとスカート両方に「INAVANCE」の刻印がされています。
カラビナバッテリー
カラビナ型のモバイルバッテリーで充電しながら使用できる上、見た目もスマートでキャンプの雰囲気にマッチします。
専用収納ポーチ
- 品番:CLFN-V600WG-POUCH
- サイズ:210 x 160 x 235mm
- 素材:ポリエステル
- 重量:184g
- 原産地:中国
- 価格:1,650 円 (税込み)
Prismからリリースされてる、「CLAYMORE FAN V600」の純正収納ケース。
V600本体、三脚、Suptigの雲台などをまとめて収納できます。
三脚スタンドは専用のゴムバンドで固定できます。
クッション性はそれほど期待できないが、今まで裸で持ち運んでたのに比べて安心できます。
価格も他のケースに比べてリーズナブルなのがGood!
蓋にファスナー付きのメッシュポケットがデザインされており、モバイルバッテリーや充電ケーブルなどの小物が収納できます。
※「CLAYMORE Fan V600+」 (CLFN-V610WG)にも対応できます。
トップに持ち運びに便利な取っ手がついてます。
まとめ
4人家族の想定で、全員に風を行きわたらせるにはSuptigの回転台が必須になります。
取り回し抜群のCLAYMOREはコスパも良く、複数台を所有したくなる一品です。
また、冬の薪ストーブや灯油ストーブのサーキュレーターとしても活用してくれそうです。