秀逸な点8つ
① 洗練されたデザイン
ノルウェー発の北欧らしい無駄がそぎ落とされた、必要な機能だけをスタイリッシュにまとめたシンプルなデザインが「G-stove」の素晴らしい所です。
耐熱ガラス製の窓がついており、燃焼状況を観察できるため調理時の火加減も調整しやすい。
ゆらゆらと燃える炎を眺めてると身も心も温まります~
② 抜群の燃焼効率
ドラフト効果
薪ストーブの燃焼効率の良し悪しは、ドラフト (上昇気流)の効率と直結しています。
G-Stoveの煙突は曲げがなく、ドラフト効率が最も高い真っ直ぐな立ち上げとなっています。
テント内での使用時、外気との気温差があればあるほど、気圧差により強いドラフトが発生します。
また、ドラフトは煙突が長ければ長いほど強く発生するため、後述延長用煙突を使用することで標準よりさらに長い煙突を構築することが可能。
炉内ロストルによる燃焼効率の向上
ストーブ炉内にロストルを設けることで、空気の流れ作り作り出し、燃焼効率を向上させています。
また、ロストルの下に新聞や着火剤を直接投入することができ、焚付けへの着火も効率よく行えます。
片付け時は付属の灰落とし用スクレーパーで綺麗に灰を掻き出すことが可能。
火の始末には細心の注意を!!
火消にはNaked LaboさんのAsh sachが確実でおすすめ!
③ 火力調整が可能
火力調整の方法は3通りあり、基本的にはその3つの方法を組み合わせて火力調整を行います。
薪の量
投入する薪の量やサイズを調整し、燃料となる薪の絶対量をコントロールします。
ストーブに取り入れる空気の量
扉にあるツマミで取り込む空気の量を無段階で調節が可能。
煙突に抜ける空気の量
後述オプション品のタンパー付き煙突を装着し、ダンパーの蓋の開け閉めすることで、煙突に通る空気の量を調節します。
④ 作りが頑丈
薪ストーブの多くは鉄製で、重い上メンテナンスにも手間がかかり敬遠してしまう方も多いのではないでしょうか。
G-Stoveはオールステンレス製で錆びに強く、鉄製よりも軽量のため、キャンプへの導入ハードルがぐっと下がります。
薪ストーブの導入にあたって、重量、メンテナンスのしやすさの観点からステンレス製をメイン検討していました。
よく比較されるtent-Mark DESIGNSのウッドストーブ、Winnerwell Nomad View、最近勢いのある台湾のWORK TUFF GEARが候補でしたが、実物を触るとどれもG-Stove程の堅牢さがなく、重厚感・タフさでG-Stoveが群を抜いてました。
1,000℃までの耐熱性を持ち、燃焼中本体・煙突が真っ赤になることもしばしば。
数シーズン使用しても歪みが少なく、まさに一生モノというのに相応しい一品です。
⑤ 調理可能
G-Stove Heat View XLは特に調理面積が広く、補助的にガスバーナーを使用しなくても賄えるほどです。
手前部分は25cmx15cm、奥の山なりに部分は13.5cmx15cm (煙突部分除く)のスペースがあり、常に2品以上の調理が可能。
手持ちの鍋が乗りますので、料理のバリエーションに制限もありません。
⑥ 長い薪に対応
XLは前述通り、50cmまでの薪に対応し、市販されている薪はほぼ問題なく入ります。
薪の調達時に長さを気にすることなく購入ができるので、ストレスも減ります。
薪をくべるにはトングよりも、「MAKIBASAI」があると便利です。
⑦ コンパクトに収納可能
オプションも含め下述「GORDON MILLER」のトランクカーゴ50Lに全て収納できます。
煙突最多7本を本体内部に収納可能。本体のデザインは収納性も考慮されています。
⑧ 経年変化が楽しめる
オールステンレスのG-Stoveは、ステンレスなりの経年変化を楽しむことができます。
新品時はピカピカでしたが、一度火を入れると段々くすんだ飴色になりいい「味」が出てきます。
その変化する様も楽しみの一つです。
注意したいのは初回の火入れ時、いきなり天板に調理用の鍋などを置かないことです。
焼き色がつく前に、鍋やケトルを置くと底の形がついてしまい、きれいな飴色にならない可能性があります。