ヘキサテーブル「クミ次郎ンドル」は、TheArth (ざぁーッス)株式会社が製造・販売している木製六角囲炉裏テーブルのことです。
ヘキサテーブルファミリーに様々なサイズがあり、管理人はそんなヘキサテーブルの大ファンです。
中サイズの「クミ次郎ンドル」は3代目のヘキサテーブルとなります。
TheArth-sixとは
TheArthは、大熊規文さんというガレージブランド界の重鎮的存在な方が運営しているブランドです。
本業は家具屋さんで、品質とデザインはお墨付きです。
ヘキサテーブル以外にも、タープの「幕男」など、見た目と機能性を兼ね備えたギアのプロデュースをされており、さらに独特なネーミングセンスが加わり、一度聞いたら忘れられないギアを生み続けています。
その人気さゆえに、インスタ・雑誌などで多数取り上げられ、今ではどの製品も入手困難な状況であります。
購入品紹介
- 組み立てサイズ：930 x 480 x H250mm
- 収納サイズ：540 x 264 x 162mm
- 木材：バーチ (ウレタン塗装)
- 重量：8.5kg
- 生産国：日本
- 価格：68,750円 (税込み)
この開封の一瞬がたまりません。
商品名シールの背景までが六角模様という「にくい」仕様です。
運搬時の衝撃や板同士がすれることで発生する小傷を防ぐための梱包は完璧です。
天板が6ピース、脚パーツが3ピースのシンプルな構成となっています。
ラインナップ
- ○○太郎
- ○○次郎
- ○○男
- ○○美
- ○○子
秀逸な点5つ
① オシャレなデザイン
アメリカ先住民族に昔から伝わる伝統的なネイティブ柄のプリントデザインが秀逸で、キャンプ場で一目見たらすぐに分かるこのデザインがお気に入り、大いに所有欲を満たしてくれます。
このヘキサテーブルの中心にサイトのデザインを構築して行くのは非常に楽しいです。
デザインはUVプリントによるもので、その上からウレタン塗装を行い、傷や汚れからテーブルを守ります。
② 軽量
ファルカタ合板の上に木を薄く削った「突板」を貼り合わせることで、反りにくい、割れにくい、軽いの3拍子がそろった優れた機能性を実現。
無垢材だったら8.5kgという重さには絶対なりません。
③ 組み立てが簡単
最初は多少戸惑いますが、脚の接合部分をあらかじめ組み立ててから全体を合わせれば数分で設置できます。
④ 高い加工技術
板同士の噛み合わせや脚の差し込みが確度が一定にするなど、随所に加工技術の高さが伺える。
「ThaArth」の本業が家具屋なだけで、納得のクオリティです。
⑤ 使い勝手がいい
すでに一回り大きい「クミ男ンドル」を所有していましたが、異なるサイズのストーブを設置するため、「クミ次郎ンドル」も購入。
これが俗に言う「沼」です。
「クミ男ンドル」には「mouncol 」と「G-Stove Heat View XL」がベストマッチします。
「クミ次郎ンドル」は管理人が持ってる「フジカハイペット」、「オムニ―石油バーナー」、「solo stoeレンジャー」がちょうどよく設置できます。
調理にオムニバーナー (Brovo one 10U)を用いた時の料理テーブルとしても便利に使用できます。
その他にはアルパカストーブもフィットします。
残念な点5つ
① 高価
価格が高く、簡単には手が出せないのがネック。
高額な加工機材を導入されているため、仕方ない部分ではあります。
「自己満足」の意味合いが強い
② 納期が長い
キャンプブームで人気爆発し、その上コロナショップによる原材料調達の遅れが重なり、供給が需要に全く追い付いてない状況です。
納期が遅れる中でもしっかり連絡を頂いてたので、安心して待つことができました。
管理人はオーダーからまる一年でやっと入手です。
- 予約日：2020年12月21日
- 納品日：2021年12月1日
TheArthは、店舗やオフィス向けに木製什器や家具をデザイン・生産するビッグベアーという会社のキャンプ向けラインナップとした立ち上げられた、いわば副業的な位置付けです。
本業のお客様がある以上、ヘキサテーブルの生産量に限界があり、海外へ工場ラインを拡充しない限り納期を短縮するのは難しいだそうです。
「ガレージブランド文化」に理解がないと、なかなか待てる納期ではないですね。
確かな品質を確保するすため社長オーナーの大熊さん曰く、「海外へ生産ラインを移行するつもりはなく、あくまでも目の届く範囲で制作したい」という、ガレージブランドの初心を持っておられます。
欲しいと思った方は少しでも早く「woodenfiretable@gmail.com」に連絡し、予約を入れましょう！
③ 火に弱い
木製である以上火の粉がついて、焦げ付くリスクは常にあります。
最初に購入した「クミ男ンドル」はすでに数箇所焦げた跡がついてます。
流石に最初へこみましたが、アウトドアギアである以上は仕方ないのでと割り切ってます。
どうしてもダメージを気にして、天板を逆にして使用する方もいるそうです。
その際は脚は内側に向くことになり、少し不格好になります。
④ 設置後の移動が不便
設置後、移動が必要な場合、二人以上でないとテーブル全体の移動が難しいです。
設置後の移動をなっくすため、先にテントやタープなどの大物を設営してからテーブルを組み立てた方が失敗が少ないです。
きちんと整地されてないフィールドでの設置は難しく、地面に傾斜や凸凹があると天板が噛み合わなかったり、脚パーツが抜けてしまう可能性があります。
⑤ 収納が付属していない
デフォルトで収納がついていません。
そのため、ユーザー自身で収納ケースやキャリアを用意する必要があります。
3通りの収納方法を紹介させて頂きます。
① ブランケットホルダー
「What Will be Will be」からリリースされている「ブランケットホルダー」でカッコよく「クミ次郎ンドル」を縛りあげます。
板が剥き出しになり傷つくリスクはあるものの、こなれ感はピカイチです。
② アーミーバッグ
- カラー：ベージュ
- サイズ：320 x 550mm
- 素材：コットン
- 重量：645g
- 原産地：中国
- 価格：5,500円 (税込み)
「YMCLKY」と「TheArth」のコラボアーミーバッグが「クミ次郎ンドル」がピッタリ入る収納です。
1960年代から70年代にかけてフランス軍のパラシュート部隊にて使用されていたタイプのバッグで、「パラトルーパーバッグ」とも呼ばれています。
生地にウォッシュ加工が施され、新品でありながらヴィンテージの雰囲気を再現。
コラボ品は「TheArth」のオンラインショップ、標準品は楽天などの通販サイトより入手可能。
③ 配達時のダンボール
見ためを気にしなければ、届いた時のダンボールが何気に便利です。
四角い箱型のため、積載しやすく、前述のアーミーバッグのような収納ケースもバカにならないお値段しますので、お財布と相談することも大事です。
まとめ
「ヘキサテーブル集め」がやめられず大変困っています。
「クミ次郎ンドル」でどのようにサイトをコーディネートするかを考えるだけでワクワクします。
本ブログを読んでいる読者さんにもぜひヘキサ仲間になって頂き、一緒にワクワクして欲しいです。
お高い買い物ですので、本記事が少しでも皆さんの参考となればと思います。
最後までご覧いただき、ざぁーッス！
