ギアへのこだわりこそ正義
テーブル/チェア

【クミ男ンドル】ヘキサテーブルはキャンプ沼の入り口 by TheArth

TheArth (ざぁーッス)

ヘキサテーブルクミ男(お)ンドルは、TheArth (ざぁーッス)株式会社が製造販売している木製六角囲炉裏テーブルのことです。

名物オーナー

TheArthは、大熊規文さんというガレージブランド界の重鎮的存在な方によって運営されています。

TheArthの代表・大熊規文氏。2019年1月にオープンした店舗「TheArth-six」にて撮影
出典:日経XTREND

社名の由来は大熊さんの口癖「ざぁーッス」(ありがとうございます)からだそうです。

ヘキサテーブル以外にも、タープの「幕男」など、見た目と機能性を兼ね備えたギアのプロデュースをされており、さらに独特なネーミングセンスが加わり、一度聞いたら忘れられないギアを生み続けています。

その人気さゆえに、インスタ、雑誌などで多数取り上げられ、今ではどの製品も入手困難であります。

ラインナップ

大きさ

ヘキサテーブルのバリエーションが複数存在しており、下記通り小さい順となっております。

外側テーブル (男性呼称)
  • ○○太郎
  • ○○次郎
  • ○○男
内側テーブル (女性呼称)
  • ○○美
  • ○○子

カラーバリエーション

十八番のウレタンネイティブ塗装以外にも、塗装がされてない素地が用意されております。

出典:hinata

他にもキャンプショップのスペシャルバージョンや、イベントでGRINDLODGEさんによる生刷りの限定品などがあり、どれを選んでも間違いなく所有欲を満たしてくれます。

出典:@rinomaco (大熊さん) Instagram
出典:@trunk zero Instagram

購入品紹介

詳細スペック
  • 組み立てサイズ外寸:1145mm(対面)/内寸694mm(対面)/高さ250mm
  • 収納サイズ:666mm×264mm×162mm
  • 素材:バーチ (木材)
  • 重量:9.7Kg
  • 塗装:ウレタン
  • 納期:約4ヵ月
  • 生産地:日本
  • 価格:67,700円 (税/送料込み)

管理人はシリーズの中でも一番大きいサイズの「クミ男ンドル」を購入しました

天板:6枚 (うち足の差し込み口つきが3枚)

脚パーツ:3枚

導入経緯

元々はスノーピークのジカロテーブルを使用しておりましたが、その重さや無機質な雰囲気に何となく物足りなさ感じていました。

管理人

インスタで発見して以来、半年間悩んだ末購入を決意致しました。

秀逸な点5つ

① しゃれおつなデザイン

キャンプ場で一目見たらすぐに分かるデザインがお気に入り、大いに所有欲を満たしてくれます。

管理人

このヘキサテーブルの中心にサイトのデザインを構築して行くのはとてつもなく楽しい。

② 軽量である

以前使用していたスノーピークのステンレス製ジカロテーブルは10.5kgあり、そこから約1kgの減量になります。

卓上スペースが増え、囲める人数も増えました。

通常木製のテーブルは重くなりがちですが、TheArthさんの優れた加工技術のおかげで天板一枚当たり834gの軽さを実現。

足のパーツは一枚当たり885gでした。

③ 組み立てが簡単

ヘキサテーブルは金具が一切使用されておらず、天板と脚の組み合わせだけで自立が可能です。

その組み立てを実現したのははやり高い加工技術であります。特に脚の差し込み角度は素人ではとても計算・製造できるものではありません。

組み立ては説明書要らずで、慣れれば1~2分でできます。

コツとしては、まず3か所の脚パーツの組み立て、大体のポジションに置いておくことです。

それから組み立て済みの脚に3枚の天板を順番にはめていきます。

管理人

2歳の娘でも組み立てられます。冗談です。(笑)

④ 高い加工技術

無垢材だけでテーブルを作ってしまうととんでもない重さになる上、乾燥が進むと反りが発生し板同士の噛み合わせが悪くなります。

それを防ぐため中の板はファルカタ合板を使用し、上下で突板で挟むことで軽さを実現すると同時に反りへの対策もバッチリ。

板同士の噛み合わせ脚の差し込みが角度が一定であるなど、随所に加工技術の高さが伺える。

「クミンドル」とのドッキング時も、体重がかかった時に「クミンドル」の天板がずれないよう、接合部を「く」に加工しています。

何回も何回もフィールドテストをしないと、たどり着けないディテールです。

ガレージブランドの強みは「メーカーである」と同時に「ユーザーでもある」にあります。

⑤ 使い勝手が良い

前述もありましたが、大人数で囲むことができますのでみんなで焚き火を囲みながらガヤガヤ宴会ができるのがとても理想的です。

管理人

ウレタン加工されてますので、汚れてもさっと拭けて手入れも簡単。

残念な点5つ

① 高価

管理人

価格が高く、簡単には手が出せないのがネック。

見た目や作りが一級品であるのは間違いないが、機能的な点は市販のテーブルと大差ないのが現実。

高額な加工機材を導入されているのは理解できますが、ファルカタ合板などの比較的安価な素材を考えるとなかなか強気な値付けです。

② 火に弱い

木製である以上火の粉がついて、焦げ付くリスクは常にあります。

10回程使用した管理人の私物も複数箇所焦げ跡があります。

流石に最初へこみましたが、アウトドアギアである以上は仕方ないのでと割り切ってます。

管理人

皆さんも焦げや傷を「」として楽しめるようになりましょう!

③ 収納が付属していない

デフォルトで収納がついていません。

しっかりした収納袋などを購入するのもバカにならない値段しますので、管理人はWhat Will be Will beのブランケットホルダーを使用してます。

④ 納期が長い

キャンプブームで人気爆発のため、供給が需要に全く追い付けない状況です。

管理人

管理人が購入した2018年は2か月程度で入手できましたが、2021年の標準納期が6~8ヶ月となっています。

  • 予約日:2018年6月12日
  • 納品日:2018年8月21日

TheArthは、店舗やオフィス向けに木製什器や家具をデザイン・生産するビッグベアーという会社のキャンプ向けラインナップとした立ち上げられた、いわば副業的な位置付けです。

本業のお客様がある以上、ヘキサテーブルの生産量に限界があり、海外へ工場ラインを拡充しない限り納期を短縮するのは難しいだそうです。

確かな品質を確保するすため社長オーナーの大熊さん曰く、「海外へ生産ラインを移行するつもりはなく、あくまでも目の届く範囲で制作したい」という、ガレージブランドの初心を持っておられます。

⑤ キャンプ沼の入り口

正直、ヘキサテーブルに手を出してしまうと、キャンプ沼へまっしぐらで後戻りすることができなくなります。 (笑)

管理人

すでにキャンプ沼どっぷりの管理人はその分、人生が豊かになると自分に言い聞かせています。。。

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