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【ゴーシリーズ 真空グロウラー】 夏場のアウトドアで大活躍 by スタンレー

実はひっそり廃盤となってしまったスタンレーゴーシリーズの真空グロウラーを2年ほど使用し、その高い保冷性についてレビューをしたいと思います。

スタンレーとは

スタンレーには100年を超える歴史があります。1913年、ウィリアム・スタンレーJr.が真空断熱技術とスチールの頑強さを融合し、発明した一本のボトルは、これまでの「温かい飲み物の楽しみ方」を、一変しました。今も世界中で愛されている、真空スチールボトルの原型です。

出典:STANLEY
出典:STANLEY

日本のサーモス・象印と同じくらいメジャーなスタンレー社の真空ボトルは、アウトドア好きでなっくても知っているアメリカ生まれのすごいやつです。

購入品紹介

詳細スペック
  • カラー:ブラック
  • 重量:915g
  • 容量:1.9L
  • サイズ:163 × H308 × 116mm
  • 外部材質:ステンレススチール
  • 内びん材質:ステンレス鋼
  • 保冷力目安:10度以下/24時間
  • 食洗機:対応
  • 購入価格:8,428円 (税込み)

グロウラーとは、クラフトビールの量り売りの際に、醸造所や酒販店のタップから注ぐための専用の容器のことで、「真空グロウラー」のような保冷効果も合わせたものが多い。

クラフトビールの量り売りは、欧米では一般的ですが、日本ではまだまだメジャーではありませんが、実はじわじわ浸透しつつある。

管理人

クラフトビールの量り売りに憧れはあるものの、お酒が飲めない体質ですので、主に氷入れとして使用しております

良い点5つ

① 高い保冷力

カタログスペックは10度以下を24時間保冷できるとのとこです。

真夏のキャンプでの使用経験上、2日目の午前中まで氷が持ちます

一泊二日のキャンプであれば十分持ちこたえてくれます。

保冷力検証

実際に某大手サイトが行った検証をやってみました。

セブンで購入した氷一袋(1.1kg)を入れます。

検証条件
  • 室温:約25℃
  • 氷:1.1 kg
  • 時間:約 24時間
1.1kgの氷をちょうど入る容量
室温約25℃前後で検証
約24時間後

検証結果

約24時間後、氷1.1kg中、170gが解け水になりました

今回は室温一定、蓋の開け閉めなしでの検証でしたので、あくまで参考情報としてお受け取りください。

まだまだ氷が残っていました

② 真空構造

「真空グロウラー」の最大な特徴は、名前にもついている「真空構造」であります。

本体の構造以外に掛け金付きの蓋を採用し、炭酸をより長くキープする企業努力がされています。

炭酸は上方向へ抜ける特性があり、より内圧を抑え込む力が強い掛金タイプの蓋が炭酸の長時間キープに大きく寄与します。

ビールや炭酸飲料を外気に触れさせず新鮮なまま保存できる他、災害時においても水の保管が可能。

管理人

防災面においても、大きなメリットがありますね。

炭酸キープ力検証

炭酸の抜け具合についても検証を行ってみました。

検証条件
  • 炭酸飲料:コカ・コーラ
  • 保存量:1.5L
  • 時間:24時間

あまり泡立てないようゆっくり入れます
液体の保冷力もついでに検証
24時間後、まず温度は10.5℃へ上昇
炭酸は主観的の評価になりますので、私と妻2人で判断しました。

検証結果

炭酸残量 (主観的): 管理人⇒ 70%、妻⇒ 60%

温度:3.7℃ ⇒ 10.5℃

保存する炭酸飲料の量、蓋の開け閉めの頻度によって炭酸キープのパフォーマンスが変わります。

③ 蓋が途中で止まる

蓋が無段階で止まってくれますので、中身を注ぐ時にコップなどに干渉することがないので、地味に優れた設計だと思います。

④ スタイリッシュなデザイン

幾度ものアップデートがされてきた「真空グロウラー」のデザインがすでに完成されており、キャンプフィールドでは悪目立ちせず、サイトに馴染んでくれます。

⑤ 生涯補償

全てのスタンレー製品はユーザーにはうれしい、生涯保証がついています。

出典:STANLEY

保証と言っても、修理は対応してなく交換になりますので、限定品や廃盤品の場合の対応はメーカに問い合わせる必要があります。

正しくご使用いただいている商品の保温保冷効力の低下等不具合が起きた場合、同一商品と交換させていただきます。

同一商品の販売が終了している場合は、同等商品と交換させていただきます。

※修理対応はいたしておりません。

※落下などの衝撃を与えた場合や商品の改造をしている場合は保証対象外となります。

※ふた、中栓、パッキンなどのパーツは消耗品のため、保証対象外となります。

出典:STANLEY

残念な点2つ

① 注ぎ口が気持ち小さい

注ぎ口は口径60cmあり、クラフトビールや飲み物を入れる分には何の不都合はないのですが、管理人は主に氷を入れますので、コンビニなどの市販の氷が入らないことがあります

管理人

もう少し口径が大きい方が使いやすいのが本音です。

② 塗装が剥げやすい

アウトドア使用で仕方ない部分もありますが、数回の使用で塗装の剥がれが見受けられます。

通常使用には全く問題ありませんので、味だと思うしかありません。

まとめ

残念ながら、ブラックは既に廃盤となっており入手できない状態ですが、口当たりより滑らかなになるセラミックテクノロジーが落とし込まれた後継品がリリースされています。

キャンプシーンでもいちいちクーラーボックスから氷を取り出すよりも、グロウラーから出した方がカッコイイし、効率が良いです。

管理人

まだ入手してない方は是非導入を検討してください。