フィールドで飲み物をいつまでも冷たくキープするため、サーモスの保冷缶ホルダーを使われる方が多いのではないでしょうか。
リーズナブルなお値段と自宅、キャンプ場でオールマイティに活躍してくれる優秀なやつです。
しかし、今回ご紹介するのはサーモスの保冷缶ホルダーではなく、それを包むカバーでございます。
ガレージブランドomadesign_leatherworksさんからリリースされているレザーカバーが変態すぎると、インスタでも話題になり、今じゃ入手困難となっている逸品です。
omadesign_leatherworksとは
omadesign_leatherworksはインスタでのみ受注しているガレージブランドです。
全ての製品はすべて@omahadday (オマハ・D・デイ)こと、トモさんというレザークラフト界の神様的存在の方による手作りで制作されています。
有名な「ハンマーグリップ縫製キット」は以前別記事を紹介しました。
今回もその「変態」っぷりについて、管理人の独断と偏見でレビューします。
購入品紹介
- 対応サーモス保冷缶サイズ:500ml
- サイズ:φ65x H125mm
- 素材:ヌメ革
- 価格 (B品):1500円 (税込み)
ディテール
裁縫はとにかく丁寧で無駄がない。
装着のフィット性を向上させるため、底部分に向かってレザーを少しカーブさせています。
小さい面積とはいえ、レザー底部をホールドすることで、長期間使用してもずれたり、ゆるんだりすることがありません。
一番「変態」なのは、このカーブ部分になります。
テーブルとサーモス保冷缶の接地に干渉していないとこです。
計算しつくされた設計、熟練の技があってこそ成し遂げられることです。
装着方法
サーモスの保冷缶ホルダーのゴム部分を取り外します。
逆さにして、レザーカバーを被せていきます。
革の伸びも計算に入れているため、新品の状態のフィッテイングが少しタイトで、作業に若干の力が必要です。
経年変化
経年劣化ではなく、経年変化です。
ヌメ革から使い込むことで、経年変化をとことん楽しめます。
写真は約2年程使用したもので、5年後、10年後の革の質感が楽しみです。
アウトドア用で傷やシミがついてますが、逆にそれが自分のキャンプ史で、たまらなくて愛しいです。
品質
レザーカバー購入のきっかけは、B品放出の企画で運よく購入しました。
B品と謳っていたため、どんな欠陥があるのかドキドキしてたら、これといった箇所が見つからなかった記憶があります。
ファンの間では逆詐欺と言われています。 (笑)
しかし、きっと@omahaddayさんにしか分からない傷や瑕疵があり、それを「革の性質」で済ますのではなく、愚直にモノづくりに向き合った結果だと私は思います。
価格
前述様々な要素を加味すると、1,500円というのは誰が考えてもあり得ない価格で、ご本人も赤字だと認めています。
ではなぜそこまでするのか?と多くのファンは問いかけたところ、下記のようなポリシーがありました。
インスタ上の販売はあくまでも遊びでやっています。
私は素人ですので、キャンプレザー用品店と対等にすることができません、なぜならそれでメシを食べている方に失礼です。。。
皆様の喜ぶ顔を想像してたらこの値段になっちゃいました (笑)
@omahaddayさんのメッセージより
これもまた「変態」の考え方ですね。
既にメーカー以上の技術や人気があるにも関わらず、あくまでも趣味の延長であると初心を忘れることなく、ユーザー第一で考えてくれているところも大変リスペクトできます。
購入について
ここまで読んで頂いた方は、「サーモス保冷缶レザーカバー」が欲しくてたまらなくなってるはずです。
しかし残念ながら、あまりの人気のため、在庫がなく、予約も受け付けていない状況です。
@omahaddayさんはあくまで個人の趣味として制作されていることをご理解してください。
ですので、販売時期、販売方法 (抽選・先着)などについて問い合わせてもなかなか応えることができないとのことです。
再販情報は@omahaddayもしくは、@omadesign_leatherworksでアナウンスがあるはずですので、欲しい方はこまめにチェックを。
管理人も350mlサイズの再販を狙ってますので、皆さんと一緒気長に待ちます!
まとめ
@omahaddayの製品はどれも間違いないので、是非一つゲットしてみてください、そのクオリティの高さを実感できるはずです。
それ以外にもDIYの図面なども無料で公開されています。本当に有料級ですので、こちらも要チェックです。
今後も@omahaddayさんの様々な「変態」作品を期待しています。