個人輸入
Hillbaerge社のディストリビュータポリシーが意外と厳しく、日本への輸出がかなり制限されています。
個人輸入しようと思ってもなかなかうまく行きませんでした。
個人輸入でおなじみの「OUTDOORfair」はそもそも日本への発送を行っておらず、NordiskのAlfheimを購入した時は日本へ送れましたが、同じヨーロッパのメーカーでもポリシーが異なるようです。
次に「Hillbaergeアメリカ」から、アメリカ在住の友人への発送を試みましたが、日本国内クレジットカードで決済したため、丁寧に販売を断られました。
最終的にアメリカのアウトドア通販大手「Moosejaw」で購入することができました。
ただし、日本への直送は行っておらず、アメリカ国内の住所、決済はPaypalなどハードはあります。
前述通り、日本で購入すると本体・フットプリント合わせて合計165,000円に対し、Moosejawで個人輸入を行うと$1,326.55、約143,267円 (レート\108/$)で入手することができた。
レートが安い時期だともっとお得に購入できます。
アメリカへ行くチャンスのある方はぜひチャレンジしてください。
海外からの個人輸入品は並行輸入扱いとなりますので、日本正規代理店であるA&F COUNTRYの保証やサービスを受けられなくなりますので、自己責任で行う必要があります。
メンテナンス
乾燥撤収
どんなテントにも言えますが、キャンプ場で完全乾燥させてから撤収したいものです。
フットプリントは地面からの湿気、アウターテントの内側は結露で濡れてる場合が多く、撤収前にしっかり乾燥させること。
管理人は2本の「shonk」のポールで持ち上げ、効率よく乾燥かけています。
雨などでどうしても乾燥撤収が難しい場合は帰宅後速やかに乾燥させることが大切。
ベランダや庭で再度組み立てて乾燥させるのが理想ですが、スペースの制限で物干し竿などで干す場合、テントの生地と生地が触れ合わない様に干してください。
テントに残っている湿気を完全に取り除いてから収納することで、大事なテントの寿命を延ばすことに繋がります。
ジッパーの手入れ
完全無欠に見えるヒルバーグですが、実はジッパーが痛みやすいです。
毎回使用後、ブラシなどで汚れを落すよう心がけましょう。
また、ジッパーが生地を挟むのを防ぐため、ジッパーを閉める際は必ず指を当てながら閉めてください。
メンテナンスの際にはジッパー用潤滑剤の使用を避けてください。砂埃や塵を寄せ付けるので通常より痛む原因になります。
まとめ
Hillbaergeは圧倒的なスペックと品質で多くのキャンパーを魅了しています。
実際に所有してみてまさにそれを実感しています。
アウターテント (フライ)とインナーテント一体型の時短設営を経験してしまうと、もう他のテントに戻れません。
所有欲を満たしてくれると同時にその高いクオリティは大いなる安心感につながりますの、「お金で安心を買っている」と自己完結しています。
一つだけ言えるのは奮発して購入しても「後悔はしないギア」であることです。