Rainbow Sandals (レインボーサンダルズ)とは
1975年創業のカリフォルニア州サンクレメンテのサンダルブランド、RAINBOW SANDALS (レインボーサンダルズ)。
40年の歴史の始まりはサーファーであり創業者のジェイ・ロングリー氏がビーチに捨てられたサンダルを見つけたことでした。 楽しく過ごす海岸が壊れて捨てられたビーチサンダルで汚れてしまうことを解決するために、丈夫で長持ちするサンダルがあればビーチが汚れないのでは、と思い立ったことがRAINBOW SANDALS (レインボーサンダルズ)づくりのきっかけになりました。
出典:https://www.zutto.co.jp/catalog/3953
日本正規輸入販売店は株式会社ライトアベイルさんになります。
履き込むほどに足になじむレインボーサンダルズは、とても育て甲斐のあるサンダルです。
そんな10年履ける魅力いっぱいのレインボーサンダルズについて紹介していきたいと思います。
購入品紹介
- レイヤ―タイプ:ダブルレイヤー
- レザータイプ:クラシックレザー (スムースレザー)
- カラー:モカ
- サイズ:M (26-27cm)
- 購入価格:$58 (アメリカにて購入)
- 生産国:中国
良い点5つ
① 足になじむ
レザーは高級スムースレザー(クラシックレザー)が使用されております。
名前の通り、革の表面が滑らかに加工されています。最初は多少滑りますが、履き込むことで足になじんできます。
他にもプレミアムレザー(ヌバックレザー)のモデルもございます。
プレミアムレザーは革の表面が多少起毛しており、プレミアムレザーにしかないカラーバリエーションがあります。
高品質のレザーが履き込むことで足になじみ、革靴のような経年変化が起き、フットベッドが足の形に合わせて変形するため、履けば履くほど足の一部のようにフィットしてきます。
② 歩きやすい
レザーが足になじんで、フィット感が増し、歩きやすくなるのはもちろんのこと、「ダブルレイヤー」の構造も歩きやすさに大きく寄与しています。
そもそも、レインボーサンダルズには「シングルレイヤー」と「ダブルレイヤー」の2種類のソールの構造が存在します。
結論から言うと、買うなら「ダブルレイヤー」の一択です。
理由は、クッション性が段違いに「ダブルレイヤー」の方が優れているためです。
シングルレイヤーも足にフィットし、歩きにくくはないが、「ダブルレイヤー」はミッドソールが2枚入っているため、長時間の歩行時のクッション性に差が出てきます。
2,000円程度の差額なので、10年間の快適性を考えたら、ダブルレイヤーを選ばない手はありません。
また、土踏まずはフラットではなく、独特のアーチ状の設計となっているため、通常のサンダルとは段違いのフィット感を実現しています。
③ 高品質でとにかく頑丈
ビーチサンダルの寿命を一番左右するのが、鼻緒部分になります。
レインボーサンダルズはこの鼻緒のパーツについて徹底的に研究し、特許まで取得した特殊な製法を確立しています。
具体的には、素材として軍用タイプ3ナイロン、糸は耐久性に優れた貼り合わせナイロン糸、縫製はパラシュートなどでも採用しているボックス型のX縫いで仕上げ、恐らく民生品の中で一番強い作りになっています。
通常使用ではまず壊れることはありません。
ソールにもこだわりがり、特許取得の接着剤を使用し、高級革靴のと同じソールの貼り合わせ手法をとってり、高い耐久性を実現しています。
2017年の2月にハワイで購入以来、3シーンにわたりヘビーユーズしておりました。
使用中に不具合などは一切なく、昨年、街の靴屋さんでソール交換しましたが、まだまだ愛用していく予定です。
④ 合わせやすい
シンプルがゆえに、どんなファッションにもマッチします。
夏のキャンプシーンでは、川など水に入る時以外はほぼこれを履いております。というか夏のプライベートもほぼレインボーサンダルズです。
デニムやチノパンにも合うため、正直年間の半分はレインボーサンダルズを愛用しています。
⑤ 充実な保証
日本国内品に関しては2つの保証が設けられております。
1.RAINBOW GUARANTEE
製造上の欠陥で不良品となったり、損傷があった場合以下の事例について無償にて修理致します。
出典:http://www.rainbowsandals.jp/html/page5.html
購入を証明するものが必要です。
対象:鼻緒、サイドストラップの抜け、底材部分のはがれ
2.6ヶ月保証
「RAINBOW GUARANTEE」でカバーされないサンダルは、通常の摩耗損耗以外に生じた製造上の欠陥について6ヶ月間保証されます(交換等)。
出典:http://www.rainbowsandals.jp/html/page5.html
お問合せ先
株式会社ライトアベイル/Rainbow Sandals Japan
連絡先:03-5776-2235
残念な点3つ
① 馴染むまで修行が必要
鼻緒のストラップ部分のがきつく、レザー部分も滑るため、高い確率で靴擦れが起きます。甲が高い方はより負担が大きいです。
そのため、10~20回は近所の買い物やコンビニなどで履きならすことから始めることをおすすめいたします。
そして、履きこんでうちに鼻緒が伸び、ソールが足と同じ形に沈み、いつの間にか足に完全にフィットするようになります。
管理人の経験上、1シーズンで靴擦れしなくない、完全に足にフィットさせるには2シーズン程掛かります。 もちろん着用頻度にもよります。
間違っても、新品を旅先に履いていかれないようご注意ください。楽しい旅が台無しになる上、レインボーサンダルズが嫌いになったら勿体ないです。
② 水に弱い
リアルレザーですので、海や川など水濡れの可能性があるシーンでは履きにくいです。
水に濡れますと重くなり、乾くまで時間がかかる上、直射日光にあたると革がダメージを受け、変形・ひび割れの原因になります。
多少の足汗は全く問題ありません。
③ ちょっと高価
日本正規品は15,000円程の価格となります。
サンダルにしては高い部類になりますが、それに前述理由で、価格に見合う価値は十分にあります。
安価なサンダルを毎年購入するよりも、気に入ったものを長く履き続けたいのもです。
購入方法
管理人はハワイ旅行の際に、ローカルのサンダルショップにて$58でゲットしました。
アメリカの定価はほぼ日本の半額となりますので、アメリカへ出張や旅行する際に購入することをおすすめいたします。
サイズについて
管理人は普段26.5cm~27.5cmサイズのスニーカーを履くことが多く、レインボーサンダルズはMサイズがジャストサイズです。
この手の革製品は、最初がきついからと言って大きいサイズを選んではいけません。きついフィッティングを耐えた者にもにのみ極上の履き心地が訪れます。
ということで、足の長さの実寸だけで選んで問題ありません、あとはひたすら履き込むだけです。
産地
アメリカ製は現在、本社のあるカリフォルニア州サンクレメンテのファクトリーで極少量しか生産されていません。大口のオーダーへの対応はほとんど中国の工場になります。
日本での流通の95%以上が中国製とも言われています。
確実にMade in U.S.A.を手に入れたい方はサンクレメンテのファクトリストアーに行かれることをおすすめいたします。
品質に関しては、中国製の方がバラつきが少なく安定している情報もあり、特に産地にこだわる必要性はないと思います。
まとめ
創業者ジェイ・ロングリー氏のスピリット「丈夫で長持ちするサンダル」がレインボーサンダルズという形で実現し、履けば履くほど手放せなくなる逸品として、サーファーを中心に世界中で愛されています。
ギアと同じく、自分だけのレインボーサンダルズを育ててみてはいかがでしょうか?