開放的な履き心地と優れたホールド性のmont-bell「ソックオンサンダル」は、アウトドアからタウンユースまで幅広く活躍してくれ相棒です。
あまりの履きやすさに、ソックオンサンダルばかりは履いてしまって、他の靴はホコリをかぶりがちです。
そんな「ソックオンサンダル」を紹介していきます。
mont-bellとは
mont-bell (モンベル)は、日本人なら一度は見たことがある国民的アウトドアブランドです。
1975年に代表の辰野勇が「山仲間」の真崎文明、増尾幸子らと共に「株式会社モンベル」を設立。
「Function is Beauty」、「Light & Fast」をコンセプトに、機能美、軽量さ速さを追求し、様々なヒット商品を世に送り出しています。
確かな性能とリーズナブルな価格で多くのアウトドアパーソンをサポートし、モンベルの歴史は、近年のアウトドア用品の進化の歴史といっても過言ではありません。
購入品紹介
- カラー:ブラック
- サイズ:M (25.0~26.0cm)
- 重量:169g (片脚)
- 本体素材:EVAフォーム
- ソーフ素材:ラバー
- ソーフの厚さ:2cm
- 生産国:中国
- 価格:3,080円 (税込)
本体は「EVAフォーム」素材が使用されています。
EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetate エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称で、ポリエチレンよりも柔軟性と弾力性を持つ、用途が広く優れた熱可塑性合成樹脂のひとつです。
出典:ソフトプレン工業株式会社
色鮮やかな発色、反発性弾性、復元性、耐候性、グリップ性に優れた素材です。
脚をホールドする鼻緒は4箇所で固定され、S字型のフォルムが象徴的です。
ナイロンベルト部分は可動式で、伸縮性はないが、弾力とクッション性があります。
管理人は、25~26cmの「M」サイズを選択。
ちなみに、VansとNew Balanceはジャストサイズの26.5mを履いてます。
秀逸な点7つ
① シンプルなデザイン
「ソックオンサンダル」は名前の通り、ソックス (靴下)を着用したまま、脱ぎ履きができるサンダルです。
モンベル独自のS字形状の鼻緒は意匠登録されており、モンベルのシンボル的デザインです。
変に主張することなく、足元がシンプルでにまとまり、コーディネートにメリハリが生まれます。
足元のボリュームをおさえたい時にピッタリなチョイスです。
② 軽量かつコンパクト
このクセになる軽さが最高です。
ソールの厚さも約2cmと薄く、鼻緒の部分も柔らかいため、カバンの隙間に滑り込ませ、かさばらずに持ち運べます。
登山やキャンプはもちろん、出張が多い管理人はいつも持ち歩いているほど愛用しています。
飛行機、ホテル内など意外とサンダルが必要な場面が多いです。
③ 脱ぎ履きしやすい
スポーツサンダルによくあるヒールストラップとビーサンのような鼻緒がなく、脚を入れるだけで履けます。
ビーサンなどのトングサンダルと変わらない履きやすさで、慣れれば片脚1秒で着用可能。
ストレスフリーの着用感がすばらしい。
テントの中と外を頻繁に往復するキャンプでかなり重宝します。
「ソックオン」で着用できるため、登山時の山小屋の移動靴として登山たちから親しまれています。
また、山の気温や足場のコンディションに応じて靴下の脱着を選択でき、快適な登山ライフが送れます。
さすが「山ブランド」のmont-bellです。
④ 確かなホールド力
着用時、クッション性のあるストラップとインソールの立体構造で高いフィット感を実現し、しっかり脚を包み込み、歩いてもパカパカ浮きません。
足の甲の高さに応じてストラップの調整が効くため、最適のホールド感に調節可能。
走っても脱げることはありません。
通常のビーチサンダルと違って、鼻緒の部分が足の指と擦れて痛くなこともありません。
開放的な履き心地と優れたホールド力を両立したサンダルです。
⑤ 洗いやすい
「EVA素材」とラバーは水に強いため、丸洗いが可能です。
海や川に行った後も着用したままさっと砂を洗い流せます。
出張で泊る海外のホテルの風呂場は滑りやすいタイルタイプが多く、転倒防止のため「ソックオンサンダル」を着用したままシャワーを浴びることもあります。
⑥ マルチに活躍
街履き、キャンプ、ホテル、オフィス、ビーチ、コンビニと自宅以外ほぼすべてのシーンで着用できます。
靴下も着用ができるので、真冬以外の3シーズンで活躍しくれます。
高い解放感から、スポーツやジムの後のリラックスサンダルとしても履きたくなります。
⑦ リーズナブル
これだけ優秀で、真冬以外に着用できる「ソックオンサンダル」がたったの「3,080円」です。
モンベルさんの企業努力に脱帽です。
コストパフォーマンスが高いので、色違いを楽しむこともできます。
消耗品のサンダルは毎年買い替えますので、安いに越したことはありません。
残念な点2つ
① クッション性に欠ける
軽さ、コンパクトさ、リーズナブルさとトレードオフにクッション性が犠牲となっています。
サンダルにそこまでのクッション性は求めていませんが、歩き回る可能性がある場合は、SUICOKEの「DEPA-V2」を着用します。
たくさん歩く際は、大人しくスニーカーを履きましょう。
② 幅が狭め
ストラップ前方2箇所の付け根前が結構タイトです。
管理人の脚は幅が広い方なので、幅だけで選ぶなら「L」が適正ですが、縦がかなり余ってしまうので「M」サイズにしました。
特に小指の締め付けに違和感を感じましたが、靴擦れも発生せず「M」を選んで正解でした。
シリーズ品
コンフォートモデル
「ソックオンサンダル」の運動性と耐久性を高めるため、ソールにラバー混のEVA素材を採用することでグリップ力を大幅に向上させ、雨の日や水の中でも滑りくくグレードアップしたモデルです。
管理人にとっての最優先事項は「軽さ」ですので、検討から外しました。
ロックオンサンダル
「ソックオンサンダル」にかかとストラップを付けたモデルです。
より高いホールド性を実現できますが、脱ぎ履きが煩雑になるため、購入を見送りました。
ストラップの開け閉めは億劫すぎます。
スリップオンサンダル
ビーサンのようなトングサンダルのモデルです。
トングタイプのサンダルはエイジングが楽しめる「レインボーサンダル」をおすすめします。
ソックオンサンダル Kid’s
「ソックオンサンダル」はキッズサイズも展開しており、親子でお揃いで着用するのもかわいいいです。
まとめ
一度「ソックオンサンダル」を履いてしまうと、こればっかり履いてしまうほど履きやすい一足です。
コスパ良し、機能性良し、見た目良しの三拍子揃ったマスト買いしたい1品です。